今にも落ちそうな黄金のお寺!ゴールデンロックへの行き方徹底解説【ミャンマー】
こんにちは~
今回はわたしのミャンマー旅最初の目的地、ゴールデンロック(正確には”チャイティーヨーパゴダ/KyaiKtiyo Pagoda”)について、行き方や見どころをお伝えしていきます!
はじめに
ゴールデンロックはミャンマーの最大都市、ヤンゴンからバスで4時間ほどで行ける、比較的行きやすい場所にあります。
(とはいえ最寄の町からパゴダまではかなりクセの強いトラックに乗る必要があるのですが)
多くの方が、ゴールデンロックの敷地内にあるホテルもしくは麓町キンプンのホテルに1泊して訪れる場所なのですが、ネットを調べていると日帰りで行くツワモノも結構おりまして。
というのも、時間の都合などもそうですが、周辺の宿泊施設がかなりお高めなんですよね・・・
相場はだいたい1泊1部屋3000円~と、他の地域と比べても割高です。
ゴールデンロック付近のホテルだと1万以上します。
(かといってランクが高いとか、設備がいいかというと・・・そうでもなかったり)
なので、わたしももっぱら日帰り思考で予定を立てておりまして、ヤンゴン国際空港に着くのが23時半ごろの予定だったので、朝方空港から直接バスターミナルに向かいそのままゴールデンロックに行くプランをとりました。
が、数日後の私、何を思ったのかキンプンにあるホテルを予約する。
そしてこのことをすっかり忘れていて、あとあと出発間近になって思い出すという。
アホすぎ
今でもなぜキンプンのホテルを予約したのかはっきり思い出せないのですが、
(帰りのバスの時間の関係かな・・・?)
幸いわたしのミャンマー旅は時間がたっぷりあったので、キンプンで一泊しました。
後述しますが、結果的にこの選択で間違っていなかったので良し。
時間があまりない or 宿泊費を浮かせたい方は、朝1のバスでキンプンへ向かい、遅くても14時頃のバスでヤンゴンのアウンミンガラーバスターミナルに戻り、19時~20時あたりのバスでバガンやマンダレーなどの地方都市へと向かうと時間もお金も節約できて良いと思います!
※日帰りでいくなら朝1のバス(5:30)に乗ることを強くお勧めします!
これで行ってもゴールデンロックの周りで過ごせる時間は2時間程度です。
また、宿泊パターンにもメリットはあって、泊まれば夕日とパゴダ、もしくは朝日とパゴダを拝むチャンスがありますよ!
ヤンゴンからキンプンまでの行き方
出発地は様々かと思いますが、比較的多くの方はヤンゴンから向かうのではないでしょうか。
ゴールデンロックに行くにはまず、麓町のキンプンというところまでバスで行きます。
残念ながら(?)ゴールデンロック直通のバスはありません。
まず、アウンミンガラーバスステーション(Aung Mingalar Highway Bus Station)へと向かいます。
☆地元の方々へ尋ねる際は、バスターミナルではなくバスステーションというと伝わりやすいです。
☆このバスステーションは、ヤンゴンから様々な地域へバスで行く際にほぼ必ずといっていいほど利用しますので、覚えておいて損はないかと思います。
わたしは空港からGrabを利用して行きましたが、早朝で6500チャット(約500円)でした!
バスターミナルはかなり広く、自分の乗るバス会社を探すのにも一苦労するので、その点Grabはバス会社の前まで連れてってくれるのが嬉しいポイント。
ヤンゴン市内から行く場合は、節約したい方はスーレーパゴダ前からYBSの36番のバスに乗ると安く行けますよ!
(200チャット、15円ほど)
そして、アウンミンガラーバスステーションからキンプンまではいくつかバス会社があるのですが、わたしが今回利用したのはWin Expressというバス会社。
VIPバスではなく、4列シートのノーマルバス。
実は、事前にこちらのサイトから購入済みでした。
Myanmar Bus ticket | Myanmar Highway Express Bus
でも思い返せばちょっと割高な気がするので、余裕があればバスターミナルで直接買うと一番安く済むと思います。
早朝出発のバスの確実な席確保と安心料として考えれば、事前に購入してしまうのも悪くはないかと!
なお、Win Expressは、バス会社の場所がめちゃめちゃにわかりづらいので注意してください。
というか看板に英語表記がない・・・!!!!!
これがWin Expressの前です!
今見返しても意味不明すぎて笑ってしまう(笑)
わたしは辺りにいるミャンマー人に聞きまくりました。
みなさん親切なので、指さして教えてくれるのですが、聞いても聞いても
「どれ!!??!」
状態(笑)
でもやっぱりわからなければ聞くのが一番手っ取り早いです!
乗ったバス。
スタッフに印刷したバスのeチケットを提示すると本来のチケットが渡されるので、そうしたらあとは乗車するだけ。
スタッフがものすごく親切で、わたしが外国人ということで席まで案内してくれました・・・!(笑)
(自分の席ぐらいはさすがにわかるけども)
バスの中はこんな感じ。
割と広々していて快適だし、ボロボロを想像していたらかなり綺麗なバスでびっくり。
(証明の色はなんか妖しいけども)
飛行機のような荷物置き場が上についています。
空港に23時半に着いてからというもの、5時半までゆっくり休めず眠れずだったので、バスの席に着いた瞬間秒で眠りに落ちました。
(それもこれも全部蚊のせい)
蚊についてのお話はこちら
実はこのバス、乗り合いバスの側面もあったようで(?)、7時ごろ目が覚めあたりを見渡したら
こんな感じでたくさんのローカルミャンマー人がひしめきあっていた(笑)
バスはどんどん田舎道を走っていって、9時半ごろキンプンに到着。
本当に田舎町です。
でもなんだかフィリピン・バギオのマインズビューパークあたりを彷彿とさせる風景がそこにあって、懐かしい気分になりました。
何か食べられるところももちろんあります。
キンプンは全体的にすごく小さい町で、短時間で見て回れてしまいます。
トイレ。
このあとゴールデンロックに向かう予定だったのですが、実は荷物を置きにホテルに向かってチェックインを済ませたら猛烈な眠気に襲われ()、そのまま寝てしまい、この日は断念。
(自分の体力のなさにほとほとあきれる)
でもおかげで(?)、翌日の目覚めは大変良く、かつ朝食をフランス人の女性と楽しく食べられて、エネルギーに満ち溢れた状態でゴールデンロックへと向かうことができました。
というわけで結果オーライ!(笑)
(宿予約しておいてよかった・・・)
余談なのですが、フランス人の女性は昨年9月から休職して世界(アジアを中心に)を旅しているらしく、日本にも5週間滞在したそう。
色々刺激をもらえます・・・!
キンプンからゴールデンロックまでの行き方
さて、いよいよゴールデンロックへと向かいます。
朝食を済ませた後すぐに向かうと、噂の絶叫トラックで絶対リバースする自信があったので、1時間ほど休憩してから出発。
トラック乗り場はバスを降りたところから徒歩5分程度の距離にありました。
こんな感じ。
トラック乗り場のすぐそばに、田舎町キンプンにはどう頑張っても馴染まない建物が・・・
カーネルおじさん・・・!!!!!!!
ひとりなのに思わず「えええええええ」と叫ぶほどの衝撃。
(それくらい田舎なもんで)
トラック乗り場周辺にはたくさんのローカルミャンマー人が集まっていました。
外国人観光客らしき人の姿はほぼ皆無。
こういうトラックに乗って移動します。
ここに人がこれでもかと押し込まれます。
わたしは運よくまだガラガラのトラックの中に入れたので、一番端っこをキープすることに成功。
真ん中あたりだと色々辛いんじゃないかなあ・・・本当にぎゅうぎゅうなので!
万一酔ってもすぐ吐けるよう(?)窓側に座るといいと思います。
トラックの中。
賑わっております~!
なんでそんなところにつり革あんねん!!!!(笑)
タナカの塗り方!!!(笑)
タナカは人によって塗り方が本当に多様で見ていて面白いです。
まったく意味をなさないシートベルト。
ちなみに、トラックの9割は日本の中古車なのも興味深いところ。
バスもそうですが、ミャンマーにはたくさん日本の中古車が流れてきているようです。
(笑)
数十分待ってようやく発車。
が、これが飛ばす飛ばす!!!!
爆速なんてレベルじゃないです。
山道をこれでもかというスピードで駆け上がっていく。
スリリングですが、これが意外と心地いい。
酔うかな~?と思っていましたが、いかんせん止まらないので()、スイスイとした進み心地と体全体に受ける風が本当に気持ちいいのです・・・!
(途中スピード速すぎて、それに伴い受ける風も強すぎて呼吸困難になったけども)
ローカルのミャンマー人の方々も、「フゥーーー!」とか「イエーーイ!!!」とか叫んで盛り上がっている。
わたしも一緒になって叫びましたが、これによって車内全体に生まれる謎の一体感。
そして、至るところに出没するエセゴールデンロック。
そして30分ほど走ると一度停車。
こんなふうに、様々なものを売りに女の子たちがトラックに寄ってきます。
そしてここでトラックの運賃を集められる。
乗車料は2000チャット。
再び発車したのち10分ほど走ってゴールデンロックのふもとに到着。
景色はキンプンとあまり変わりません。
本当にいろんなものが売っています。
とここで、外国人は入場料を支払う必要があります。
ミャンマーはどこに行っても基本入場料や入域料がかかる。
わたしが行ったとき(2019年4月8日)時点では、入場料は10000チャットでした!
他のブロガーの方々の記事を見て下調べをしたときはもっと安い料金がかかれていたので、値上がりした模様。
値段はころころ変わるようなので、参考程度にとどめておいたほうが無難です。
お金を支払い、入行証のようなものをもらったら先へ進みます。
道中。
タイもそうですが、ミャンマーも同様にパゴダの中に入る際は靴を脱ぐ必要があります。
ある境界を境に周りの人がみんな靴を脱ぐと思うので、同じように靴を脱ぎましょう。
(靴下もね!)
素足になったあとは、
この写真の右側にあるような大理石の部分を歩けば熱くありません。
TOKYO・・・?
っと、
お、?
んんん?
見えた―!!!!
突如現れたゴールデンロック!チャイティーヨー!
興奮度が高まる中、もっと近づいていきます。
すごいー!!!!
ですが、
女性はゴールデンロックの間近まで行って触ったりすることができません・・・
男性であれば、ゴールデンロックにタッチしたり金箔を貼り付けたり(有料)することもできますよ!
なので、下のほうから攻めてみる。
下からみると違う迫力があります。
落ちそうで落ちないのは、ブッダの髪の毛が間にあるからだとか。
女性の方で、「ここは立ち入っていいのかな・・・?」と迷うことがあれば、ローカルの女性が周りにいるかどうかで判断できます。
ゴールデンロックもすごいけれど、
ゴールデンロックのエリアから眺める景色もすごいですよ!!
見渡す限りの大自然!
そして人々の祈る姿が印象的でした。
信仰、そして宗教というものを考えさせられます。
ミャンマー人が一度は訪れたいと願う場所、チャイティーヨー。
そこにやすやすと足を踏み入れることに対し、申し訳なさや罪悪感すら感じてしまうほど、神聖な場所でした。
ぜひ一度訪れてほしいと思うけれど、観光地化されてほしくないなあ・・・なんていうジレンマ。(笑)
ゴールデンロックを満喫したら、再びトラックに乗ってキンプンに戻ります。
帰りは明らかに満員のトラックに案内され、
(座るスペースないんですけども・・・!!!)
と思いながらオロオロしていたら、優しい男性と女性が間に入れてくれました・・・!
めちゃくちゃ狭かったけれど、みんなで一緒に写真を撮ったりおしゃべりしたり、帰りのトラックのほうが楽しかったなあ。(笑)
ちなみに、1,2年前にゴールデンロック行きのケーブルカーが運行開始されたのですが、乗るのはおすすめしません!
というのも、ケーブルカーの乗り場まで結局同じトラックで行くうえ、ケーブルカーからゴールデンロックまでもトラックで大した距離ではないから。
お金もかさむし、トラックで行ったほうが時間的にも速いと思います。
景色はいいのかもしれないけれど!
というわけで、ゴールデンロックの記事はこれで終わりたいと思います~!
ミャンマーを訪れる際はぜひ一度行ってみてください!
では!