東南アジアで9か月生活した筆者が「海外でお金どうすればいいの?」を解決します【カード?現金?】

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こんにちは~

 

海外に行くとき、お金に関して色々迷われる方も多いのではないでしょうか。

 

現金はあまり持ち歩かずクレジットカードを使うように!という声を多く聞きますが、実際どうなのか?

現地通貨をATMから引き出すには?

クレジットカードがいいとは言っても、どのクレジットカードがいいのか?

 

そういった悩みはわたしも渡航前にすごく抱えていたので、今回はわたしの対策方法を紹介しながら、実際の海外お金事情について記事にしてみたいと思います!

 

※筆者はアジア圏での生活経験のみの為、他地域(ヨーロッパやアメリカなど)ではまた事情が異なっていると思われますが、そこに関してはお答えできません。

あらかじめご理解ください。

 

 

 

 

実際海外で現金を持ち歩くのは良くないの?

結論から言うと、現金を大量に持ち歩くのはおすすめしません。

 

財布から大量の紙幣が見えたらまずスリの標的になること間違いないと思います。

そして当たり前ですが、現金は取られたら泣き寝入りするしかない。

 

目を付けられてお金をとられるだけならまだしも、最悪の場合命に関わる事件に巻き込まれる可能性もあるわけですから、目立たないに越したことはない。

 

ので、わたしは現地では長財布は一切使わず、コンパクトで高級感のない財布を常にカバンと繋げていました。

 

100均で買ったこういうのを使って↓

のびるキーチェーン

ですが、現金を持ち歩くのは良くないといいつつも、東南アジアでは現金が必要な場面ばかりなのも実情でした。

 

東南アジアの醍醐味、魅力はなんといっても格安でおいしいご飯!

ですが、屋台をはじめとした格安ローカルご飯は99%カードが使えません。

 

また、タイのスーパーやコスメショップでは、「○○バーツ以下はカード払いできない」といったふうに値段によって断られることも。

 

さらに、海外に行けばお土産を買うことと思います。

 

現地っぽさのある民芸品や食べ物はナイトマーケットやストリートマーケットで安く購入することができて、お土産にぴったりなのですが、こういったマーケット類でも基本現金払いのみ。

 

ちなみにミャンマーではカード類をほとんど一切使いませんでした。

(というか使える場所が全然なかった)

空港で買い物するのに使ったくらい。

 

ですので、キャッシュレス大国の中国なら話は違うかもしれませんが、東南アジアに行かれる際は現金も一定量必須です。

 

この場合はちまちまATMから引き出すか、財布を1個に限定せず、いくつか場所を分散してお金を持ち歩くことを強くおすすめします。

 

わたしは現金を一か所にまとめないでいろんなところに入れて持っていました。

 

じゃあ現金以外ではどうお金を管理・利用してたの?というと、わたしの場合はとにかくなんでもデビットカードを使っていました。

 

 

これ一枚でなんでも!神すぎるデビットカード

デビットカード、もうかなり普及しているのでご存知の方がほとんどだと思われますが、クレジットカードとどう違うの?という方のために、ここでザクっとデビットカードの特徴を列記すると、

 

・審査が不要

・15歳(カードによっては16歳)から作ることが可能

・使ったその場で口座から引き落とされる

・ほとんどのお店・ネット通販などでクレジットカード同様に支払いが可能

・海外のATMから現金が引き出せる

 

といった感じです。(カードによって様々です)

 

クレジットカードの難点(審査・年齢制限等)がないのに対し、クレジットカード同様にカード払いを利用できるというのが大きなメリットだと思います。

 

しかし、口座直結なので使いすぎる心配がない一方で、当然ですが口座にある残高分しか利用できません。

 

クレジットカードのようなポイント・マイルが貯まるという利点もないので、国内にいるとそこまで魅力を感じられないかもしれません。

 

が!

 

これが海外に出ると大活躍するのです!!

 

ほとんどこの1枚しか使わなかった!三菱UFJのVISAデビットカード

わたしは三菱UFJ銀行をメインバンクとして利用しているので、渡航前に三菱UFJのVISAデビットカードを発行しました。

 

三菱UFJのデビットカードにはVISAとJCBのどちらかを選べるのですが、海外で利用するなら断然VISAです!

JCBは国内での普及率は高いものの、海外では使えない場所のほうが多いくらいですので要注意。

 

このカードの最大のメリットは、

現地のキャッシュカード感覚で海外のATMから現地通貨を引き出せること。

 

先ほども述べたように、現金は持たないほうがいいとはいいつつも、現金で支払う場面って本当に多いのも現状。

 

でも手持ちがない!お金を引き出したい!

となったとき、デビットカードがあると現地にあるATMのほとんどから国内の口座にあるお金をサクッと引き出せるのです。

 

つまり、三菱UFJ銀行の口座にあるお金を海外のATMから現地通貨として引き出すことが可能。

操作もめちゃくちゃ簡単!

(操作方法は後述)

 

他にも、コンビニやショッピングモールで買い物をする際やカフェでコーヒーを飲む際などでも、クレジット払い対応のお店ならどこでもデビットカードをクレジットカードとして利用可能

 

そして個人的にかなり嬉しいのが、リアルタイムで口座の残高をアプリから確認できること。

 

海外にいると通帳記入はできないので、自分がいくら使っていくら口座に残っているのか気になってもすぐには確認できないのが歯がゆいところ。

 

しかし、三菱UFJだと専用のアプリを利用することでいつでもどこでも残高+いついくら使ったかをすぐに確認できます。

 

そのアプリがこれ!

www.bk.mufg.jp

 

不正利用のあるなしもすぐチェックできて安心。

 

三菱UFJのデビットカードは2年目以降から年会費として1000円(税抜)がかかりますが、23歳以下もしくは10万円以上の利用で無料になるので、学生には特におすすめです!

 

 

クレジットカードのおすすめは?

デビットカードはとにかく使い勝手がよく、個人的にはすぐに引き落とされるのも大きなメリットなのですが、それとは別にクレジットカードも持っていきました。

 

なぜならデビットが使えないこともまれにあるから。

 

クレジットカードがあれば、万一お金に困ったりトラブルに遭って現金を損失してもとりあえず帰国できるので、保険的な意味合いでも持っていきました。

 

海外に行く際にはクレジットカードを最低でも2枚持っていくのがおすすめ。

紛失や盗難もそうですが、ATMから出てこなくなるというトラブルもよくあるので、そういった時のことも考えて複数持ちがベター。

 

そしてカードはそれぞれ別々の場所に保管しておきましょう。

 

カードは種類によって付帯している機能や特典が本当に様々なので、正直好みで持っていけばいいと思いますが、海外旅行なら海外保険付帯のものはマストですね。

 

留学やワーホリなど、長期になるなら海外旅行保険は別途で加入しましょう、絶対に!!

 

個人的にこれはいい!と思うカードはこのカード。

【公式】セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス®・カード 入会キャンペーン(セゾン・アメックス|SAISON AMEX)

 

海外での利用はポイントが2倍になったり、海外旅行保険が充実していたりと海外特化したカードです。

 

そして嬉しいのが、帰国時にスーツケースなどの手荷物を空港から自宅までカード1枚につき1つ無料宅配してくれるサービス付き。

 

重い荷物から解放されるのは大きなメリットです!

 

通常3000円かかる年会費も25歳以下なら無料。

 

1枚持っておいて損はないカードだと思います!

 

 

海外ATMの操作方法(東南アジア)

最後に、海外ATMを使ったお金の引き出し方法を簡単にご紹介。

 

 

①カードを機械に入れる

基本ですね。

 

②言語選択の画面が出てくることが多いので、Englishを選択

タイなど日本人観光客の多い地域では、日本語が選べる場合もあります。

  

③カードの暗証番号を入力

Enter your PINといった感じの指示が出たら、暗証番号を入力します。

PIN codeは暗証番号だと覚えておくと◎。

 

④何がしたいのか聞かれるので、Withdrawalを選択

Withdrawalは引き出しを指します。

 

⑤YesかNoを選ぶ画面が出たら、Yesを選択

画面が出る場合と出ない場合がありますが、YesかNoを選ぶよう指示されたら、手数料がかかります~とかそういう趣旨が書かれていますので、YESでOK。

(ContinueかCancelという選択の場合も)

 

⑥SAVINGSを選択

その後恐らく「CHECKING, CREDIT, SAVINGS」といった選択肢のある画面が出てくると思うので、そうしたらSAVINGSを選択。

(デビットカード・国際キャッシュカードを利用の場合。クレジットカードからキャッシングをする際は「CREDIT」を選択)

 

⑦引き出したい金額を選択

次は引き出す金額を選ぶ画面が出てくるので、希望の額を選択。

あらかじめ決まった額から選ぶようになっている場合がよくありますが、その中に希望の額がない場合は「OTHER」を押すと自分で金額を入力できます。

 

⑧現金とカードを受け取って終了

 

難しいことはなく、国内でお金を引き出すのとほとんど同じ要領でできますので慣れればすごく便利。

 

(画像がなく、言葉のみの説明となってしまい申し訳ありません)

 

 

ただ、海外でよくあるのが「カードが出てこない問題」

幸いわたしはこの被害に遭うことはありませんでしたが、まれにカードが吸い取られてそのまま出てこない、お金も出てこないといった非常に迷惑な状況になってしまうこともあります。

 

その際は、ショッピングモールなら近くにいる店員さんや警備員さんに、銀行なら銀行の職員に声をかけて対処してもらいましょう。

 

手数料はいくらかかるのか

手数料もかなり気になるところだと思います。

 

というわけで、わたしが使って知る限りの手数料がこちら。

(2019年5月現在)

 

フィリピン(バギオ):250ペソ(約530円)*200ペソの場合も

 

マレーシア(クアラルンプール):108円

 

ミャンマー:5000チャット?(約480円)

 

タイ(バンコク):200バーツ(約600円)

 

バンコクで初めてお金を引き出したとき、手数料200バーツという事実が信じられず、一度取引を中断してネットで調べまくった思い出が(笑)

 

どこでも200バーツかかるというので、結局諦めて引き出しましたが、200バーツは高すぎるってば・・・

 

ちなみにマレーシアではどのATMの機械を使ってもいつも108円しか引かれていませんでした。

こう考えてみるとマレーシア優しい・・・!

 

ミャンマーは機械(銀行の種類)によって手数料に違いがあるみたいです。

でも、だいたいどこでも500~600円くらいとられると思っておいたほうがよさそう。

 

 

 

というわけで、今回は海外へ行った際のお金の管理・利用方法についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

 

これから渡航される方の参考になれば幸いです!

 

それではまた!