トビタテ9期二次落ちしたからこそ見えたもの・得たもの(結論トビタテいいよ!って話)

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こんにちは~

只今、愛用しているイヤフォンの調子が悪くて悲しみに暮れております。

わたしにとって音楽は生活に欠かせないものなので、もうこれは新しいのを買うしかないか・・・という感じです。ひゃー出費

 

さて、悲しみに暮れるというところでいうと、

最近自分の中での大勝負に見事敗れるという出来事がありました。

 

実はわたし、トビタテ!留学JAPANプログラムというものに応募してまして、

それが二次試験不合格という結果に終わりました。

 

トビタテって何ぞや?ということで簡単に説明すると

文部科学省が主催している留学支援プログラムで、

合格すれば給付型の奨学金がかなりの額もらえるありがたい制度です。

そのお金は全て支援企業が出資してくださっているので、

官民協働の留学制度なんて言われてます。

www.tobitate.mext.go.jp

日本にある教育機関に通う高校生・大学生なら誰でも応募できるので!

留学したいな、でもお金ないな、って踏みとどまっている人には

ぜひチェックしてもらいたいです。

 

このトビタテの最大の良さだとわたしが感じているところは、

「完全オリジナルの留学計画を支援してもらえるところ」です。

つまり、必ずしも大学などに留学しなくてはいけないという縛りはなくて、

インターンシップやボランティアなど、目的は何でもいいということ。

むしろこのあたりの実践活動が非常に重視されます。

 

長くなってしまうので、トビタテに関することはまた別記事として掲載します。

 

正直二次審査の手ごたえは感じられなかったので

だめかもな~って思ってはいましたが、どこか期待していた自分もいて、

不採用はやっぱり悔しいです。

反省点は山ほどあるので仕方ないのですが・・・(笑)

だめだった原因を簡単に分析すると、おそらく

  • 準備不足
  • 英語力不足
  • アピール不足

だと思います。

うん・・・間違いない(笑)

 

準備不足というのは、一次の合格を受け取ったあとすぐに行動に移せなかった&

プレゼン資料が本番2日前まで完成しなくて練習量が少なすぎたという意味です。

もともと追い込まれないとやれない性格だけど、

追い込まれたころには時すでに遅しっていう場合があることを

今回身をもって感じました。

これまでそれで何とかなってきたから甘えがあったんだと思います。

 

英語力不足というのは、まず先に断っておくと

トビタテは基本的に語学力を重視しません。

ボーダーラインもないし、なんなら大学の成績も応募に一切必要なくて、

そういう意味でも他の奨学金とは大きく性質が違うように思います。

誰にでもチャンスがある分、面接で個・人柄を吟味されるんだと思う。

ではなぜ反省点として英語力不足を挙げるかというと、それはわたしの場合

留学計画の中に「タイの大学で1セメスター留学」というのがあったからです。

希望しているタイの大学に入るにはIELTS5.5以上が必要なのですが、

わたしは英語に関するスコアを一切持っていなかったことが

不安材料として引っかかったのだと思います。

いくら語学力は考慮しないといったって、計画実現のために必要なスコア、

もっといえば現時点での英語力をなんとなくでも把握する資料がゼロでは、

ほんとにコイツ基準スコアをクリアできるのか?

ってなるのは当然です。そこに関しては面接でも言及されました。

そのときは熱意だけで「必ずとります」と伝えたけれど、

今考えれば馬鹿だなあ・・・とひしひし思います(笑)

(余談ですが、面接後トビタテ事務局からスピーキングテストを受けるようメールが来て、それの結果は合否に影響しないと一応は書いてあったけど、実際あの結果も最終判断として使われたんじゃないかな・・・と思ったり)

 

アピール不足っていうのは、

あれ言っておけばよかったーーー!

あーーーあれ言い忘れたーーーー!

あそこであの話してたら大きなアピールになったかもーーー!

みたいな、要するにチャンスを逃しまくったこと。

でもこれは、「このことは絶対言いたい!」とか「これは伝えたい!」とか

「これはわたしの強みだ!」とか、そういう重要なポイントを

自分の中で整理しきれていなかったのが要因です。

これから受ける人がいたら、

面接でこれだけは面接官に知ってほしいっていう自分の持ち駒をきちんと整理しておくことを強くおすすめします。

今考えれば至極当然のことだけれど、面接前は受け答えの練習ばかりし過ぎました。

 

今回の挑戦で、いかに自分の経験が乏しいかを痛感しました。

振り返れば生まれて20年、大して大きな挑戦をしたことはなくて

高校受験も大学受験もなんだかんだ第一志望合格して

当落がある物事ではなんだかんだで当たりを引くことが多くて

「挫折」を経験したことがなかったんです。

この先どうしようって道を失うことも、

絶望の淵で大きな悲しみを味わうことも、

壁にぶち当たって乗り越えられない経験もしたことがない。

(というかたやすく超えられる程度の高さの壁にしか遭遇してこなかった)

 

だから、トビタテの書類を作ったときは

「困難を克服した経験」という欄を埋めるのにだいぶ苦労しました。

 

挫折を経験して人は強くなるといいますが、

自分の経験不足に底知れない恐怖を感じています。

トビタテなんて留学の一手段でしかなくて、この先もっと大きな「不採用」を

叩きつけられることだって山のようにあるだろうに、

この程度で想像以上のダメージを感じてて、

あれ、わたしこんなに打たれ弱かったんだ・・・って思い知りました。

案外自分って自分のこときちんとわかってない。

 

今はもう前を向いています。しっかりと。

もともとトビタテに落ちた場合のことを考えていたので、そこまで焦りはありません。

見返してやるぞ~っていう気概で溢れてます。

 

トビタテに落ちたメリットもあります。

思い通りにならない挫折経験ができたことはむしろ成長するチャンスだと思うし、

なによりトビタテに臨む過程がほんっっとうに実りあるものだったので!

無駄なことはなにひとつなかったです。これは胸を張って言えます。

トビタテを受けたことで、

  • 自分の将来と自分のこれまでについて熟考することができた
  • なぜ?を突き詰めて考えるクセがついた
  • 自分の熱意と思いを十分に伝えることの難しさを知った
  • 人脈ができた
  • 自分の留学計画の精度を高めることができた
  • 面接とGDの経験ができた

今思いつくだけでもこれだけのものを得ました。

特に自分が将来何になりたいか、何をしたいかっていうこととか、

自分がこれまで何をしてきて何が好きなのか、とか

なんか就活の自己分析みたいですが(笑)、これを大学2年の段階で

じっくり考えられたのはすごくよかったと思います。

 

いいプロジェクトだから2020年以降も続いてくれたらいいのになあ・・・

もしかしたらあと数期で終わってしまうかもしれないので、

少しでも留学に興味を持っている人は、いやいや持ってない人も

とりあえずこれをみて、

tobitate.jasso.go.jp

ぜひ応募を検討してほしいと思います!

わたしももう一回受けたい(笑)

 

さてこれから忙しくなるぞーっていう感じですが、

2か月後に迫る出国に向け準備します~!

 

 

ではでは!

 

【追記】

トビタテの一次は通ったので、書類作成に関して質問などあれば気軽にどうぞ!