突然の欠航!フィリピン・バギオに辿り着くまでの長い道のり【海外留学】
こんにちは~!
フィリピンに来て早3週間以上が経ちました。
この3週間、時間的にも気持ち的にも余裕がもてなくて記事を書くことができなかったのですが、やっと落ち着いたので少しずつ更新していこうと思います~!
今回はまず、到着するまでに本当に数多のハプニングがあったので、それをご紹介したいと思います!
いや~今思い返しても本当にツイてなかった・・・
とその前に!わたしが今いるところについて簡単に説明します~!
今わたしが生活している場所はバギオという街です。
フィリピンといって思い浮かぶのはマニラやセブだと思うので、それに比べバギオの知名度は低いかと思います。
具体的な場所はここ!
マニラからバスで6時間以上かかります。
マニラの8月の平均最高気温は約32度。
対しバギオの8月の平均最高気温はなんと22度。
朝方や涼しい日には15度程度になることもあります。
そう、バギオは熱帯の南国フィリピンとは思えない過ごしやすい気候が最大の特長なのです!
加えて治安がとてもいい。
もちろん用心は欠かせないですが、マニラやセブに比べると遥かに安全な地域です。
ストリートチルドレンを見かけることも少ないし、タクシーもお釣りを1ペソ単位できっちり返してくれます。
人も親切だし、とても住みやすい。
バギオは教育都市と言われるほど大学などの教育機関が多く、韓国資本・日本資本の語学学校もたくさんあります。
そのため韓国料理店や日本料理店が豊富!
そしてジャンルに関わらずおいしいお店が多いです!食事に不満を感じません。
バギオに来て本当に良かったなと最近しみじみ感じています。
韓国グルメが大好きなので、新大久保で買うより断然安くラーメンや韓国のお菓子が買えたりサムギョプサルが食べられたりするのも個人的に嬉しいポイント。
サムギョプサルは200ペソ(約400円)でおなかいっぱい食べられますよ!
では話を戻して、時間を出国前にさかのぼります!
ハプニング①当日朝知らされた突然の欠航
荷物を最小限にとどめたので、今回わたしはLCCのセブパシフィック航空のチケットを購入しました。(だいたい3か月前くらいに)
台風の心配がありましたが、天気予報をチェックすると日本もフィリピンも台風の影響はなく、ホッとしながら迎えた当日朝(2018.08.18)。
ああもうしばらくこの家で朝ごはんを食べることはないんだなあ・・・
なんてぼんやり考えながら朝食をとっていました。ふとスマホを見るとメールが。
セブパシフィックからでした。
フライトの確認かな?なんてのんきに考えていたら、まさかの
”Schedule Change Advisory"
一瞬なんのこっちゃ?と思ったのですが、
「NEW FLIGHT SCHEDULE/Date: August21,2018」
…!?!?!?!?
セブパシがしょっちゅう遅延や欠航になるというのはネットで見たことがあったのですが、まさか自分の便が欠航になるとは思っていなかったので青天の霹靂です。
しかも振替のフライト日が3日後・・・
それでは授業が始まっちゃうし、何よりピックアップしてもらえないからバギオまでひとりで行かなくてはいけないのが厳しい。
ある程度滞在日数を経ていれば、バスのチケットを買ってタクシー調達してバスターミナルまで行き、そこからバスに乗るのはそう難しくないと思うんですが、
なんせ初一人海外&マニラ。
それまであんまり緊張していなかったのに、ここで一気に心臓バックバクに(笑)
どうなったのか結論からいうと、スカイライナーの中で大韓航空のチケットを新たに購入し無事出国することができました。
仁川空港で乗り継ぐものだったので不安でしたが(飛行機の乗り継ぎなんてしたことない)、「同じ航空会社間での乗り継ぎだしイケそうだ!」という謎の自信から選択。
本当はフィリピン航空だと直行便があったのですが、8万に渋り(笑)
元のセブパシフィックが2万円弱だったのに対し、大韓航空なので6万円かかる結末に。
痛い。
それでも当日買えるチケットの中では十分安かったです。
飛行機欠航に対し加入していた海外保険が適用されたので、払い戻し分と合わせて4万円のキャッシュバック。
損失は最小限にとどまったかな・・・!
ちなみに、この日はマニラのニノイアキノ空港の滑走路が閉鎖された関係で、マニラ行きの飛行機すべてに遅延や欠航が生じていました。
ですので決してセブパシが悪質というわけではありません!
ハプニング②仁川空港でのいろいろ
その後無事韓国に降り立ったはいいのですが、ここでもいろいろとアクシデントが。
まず、成田空港でのチェックインにて本来なら韓国→マニラ行きの航空券も貰えるはずなのですが、マニラ空港の状況が不安定な影響で確実に韓国から飛べるかわからないため、チケットを受け取ることができませんでした。
チケットがなくてもeチケットのバーコードがあるから問題ないと思っていたのですが、まさかの入国審査でバーコードが反応しない。
+チケットを持っていないため3回足止めされ不審者扱いされる(笑)
ひええ・・・
乗り継ぎを韓国にして本当に良かったなと思ったのは、日本語がある程度通じることです。
ただでさえ不安でいっぱいなのに、当時はその状態で状況説明を正確にするレベルの英語力がなかったので大変助かりました。
その後、審査・税関をなんとか通過してやっと自由に。
まず航空券を発券しにカウンターへ向かい、その後は仁川空港内を探索したあとTransfer Lounge内にてフライトまで過ごすことにしました。
が、ここでも2回ほど遅延の連絡が。
まさかこれ、今日飛べなくてこのまま韓国止まりってオチあるんじゃないの・・・?
とすごくドキドキしましたが、最終的に予定のフライト時刻より2時間遅れて出発できました。
大韓航空に大感謝。
ちなみに、仁川空港は乗り継ぎ客にとってすごく過ごしやすい空港と言われています!
色んなサービスや空間が用意してあり、とても便利です。
詳しくは下のブロガーさんの記事にすごくわかりやすくまとめられているのでチェックしてみてください!
仁川空港は本当に快適なので、乗り継ぎの選択肢に韓国があれば強くおすすめします!
空がきれい。
ハプニング③着陸10分前に乱気流に巻き込まれる
飛行機に乗り込み、とうとうマニラへ向け出発!
到着予定時刻が22:51だったので、なんとか最終ピックアップに間に合う!とホッとしていたのですが・・・
着陸まであと10分ほどというところでまさかの乱気流に巻き込まれる。
その影響で着陸まで1時間半以上かかりました。
すごい揺れに加え雷が光っているのが窓から見えて、航空経路もこんな感じで
正直本当に死を覚悟しました。
揺れがものすごくて、紙飛行機に乗っている気分(笑)(笑えない)
そんなこんなで何とかマニラに降り立つことができたのですが、もうヘトヘトです。
入国審査に並ぶ人の数がすごすぎてここでかなり時間を食ってしまい、荷物を見つけて外に出たのが1時過ぎでした。
予定のピックアップ時刻が1時までで、遅れる場合は連絡入れないと先に行かれちゃうと思っていたので早急に電話をかけようとしたのですが、担当者電話に出ず。
半ば諦めの気持ちでピックアップ集合場所に向かいました。
なのでピックアップスタッフを見つけたときの安堵と感動といったらもう!!!(笑)
こうしてなんとかバギオに辿り着くことができました。
(ちなみにピックアップに合流してからもしばらく待機になり、結局3時くらいまで動けませんでした。そこから7時間バスです。疲れた~!笑)
バスの中はずっと韓国映画?のタガログ語?吹き替え版か何かが大音量で放送されていた(笑)
更に途中からスタッフと運転手によるカラオケも始まったり。
これがすごく上手いんですよ・・・
これからバギオ留学しようと思っている方で最終ピックアップを検討している方は、ある程度時間を超えてしまってもおそらく大丈夫です。
ただ可能であれば連絡できるとベターですね!
まさか到着までにこんなに苦労するとは思っていなかったのですが、今思えば貴重な経験になったなあという気持ちです。
本来なら約12時間で成田からバギオまで行けるはずだったのが、今回21時間かかりました。
大抵はスムーズに到着できると思うので、バギオ留学を控えている方はこんなこともあるんだなあくらいに考えていただけると!
なにはともあれバギオ、とても楽しいところです!
そんなバギオでの生活をちょこちょこ更新していけたらなと思います~!
ではまた!